はじめに:ロサンゼルスでも肌寒い夜がある
ロサンゼルスといえば、基本的には”暖かい”イメージがあります。2月でも日中は気温が29℃の日もあったりして、半袖で生活できる気候がロサンゼルスの魅力の一つです。
しかし、1~2月の夜は肌寒い日もあります。10℃を下回る日もあり、上着を羽織らないと寒いひがあります。
寒い日は鍋が食べたくなる日本人
冬の寒い時期、日本人はなぜか『鍋』や『おでん』が恋しくなってきます。冷え切った体を芯から温めてくれる『鍋』や『おでん』というのは、日本独特な食べ物だとアメリカに来て気付かされました。
場所は日本人の街、トーランス
ロサンゼルスのトーランスは日本人が多く在住しているのか、日本食がたくさんあります。
- すき焼き・しゃぶしゃぶ
- お好み焼き(広島焼き)
- ラーメン(いろんなチェーン店)
- 寿司
- 割烹料理
- 焼肉
など、日本食の選択肢が多いのが『トーランス』の魅力です。長期でアメリカに滞在している人にとっては、美味しい日本食に出会えること間違いなしです。
いろんな日本食はアメリカで食べられるけど、『おでん』はほぼない
私がアメリカに来ていろんな日本食を食べてきました。ただ、その中でも一度も出会ってこなかったものが、『おでん』でした。
寒くておでんが食べたくなる
寒い夜、やっぱり日本人だな、って思いましたが、『鍋』や『おでん』を食べたくなってしまいました。調べてみると、さすがトーランス、おでんを取り扱ってるお店を発見しました。
お店に行ってみる
ホテルから車で約10分、ロードサイドモールに到着しました。ここのモールは見渡す限り、『日本食』ばかりでした。
お店の基本情報
- 店名:Torihei Yakitori Robata Dining
- 場所:1757 W Carson St Ste A, Torrance, CA 90501 アメリカ合衆国
- 駐車場:あり(ショッピングモール内で無料)
- 営業時間:
- 月〜金:11時00分~14時00分、17時00分~21時30分
- 土〜日:12時00分~21時30分
- 日本語:通じる
焼き鳥とおでんがメイン
日本人が多いトーランスということもあり、日本語のメニューがありました。
京都スタイルのおでんが魅力的
焼き鳥も種類が豊富
おでんに舌鼓
メニューは写真で想像できるかもしれませんが、紙に書いて店員さんに渡すタイプのお店でした。アメリカだと、なかなかオーダーを取りに来てくれないストレスがありますが、これなら渡すだけなので、手軽でよかったです。
とにかく全種類頼んでみる
アメリカで食べる『おでん』があまりにも珍しすぎて、全種類頼んでしまいました。今回、その中でも特におすすめのものをいくつか紹介します。
ちなみに、おでんは一人で全種類食べられましたが、お店の人曰く、全種類注文する人は珍しい、とのことでした。
①おでんのど定番:大根
とにかく『でかい』大根です。お出汁もちゃんと大根に染み込んでいて、上に添えられているとろろ昆布が非常に良いアクセントとして滋味をとても感じる大根です。
少し大根の筋があるのが残念ですが、アメリカでここまで大きな大根を堪能できることを考えれば気にならないですね。
②フワッフワで出汁染みる:はんぺん
個人的な話になりますが、はんぺんは日本のおでんでもなかなか食べる機会がなかったです。そんな中メニューに『はんぺん』とあり、迷わず注文をしました。
とにかくフワッフワ。ここまでフワフワなものなのか?って思うほどでした。そして出汁もちゃんと染み込んでいて、冷えた体を芯から温めてくれる一品です。
③日本のイメージとは少し違う:たまご(いくら添え)
おでんのど定番の一つでもある『たまご』。やっぱりおでんといえばたまごは欠かせない、と思って注文してみてびっくり、いくらが乗ってるではありませんか!
たまごは半熟っていうより、完熟でしたね。そして出汁もそこまで染み込んでいないですが、いくらが結構味が強くて、いい感じにマッチしていました。おでんのたまごっていうより、全く新しいもの、っていう感じですね。
おでんだけではなく、焼き鳥も絶品
このお店はおでんと『焼き鳥』がうりです。焼き鳥は意外といろんなお店で食べる機会がありますが、ここの焼き鳥は普通に美味しいです。しかもアメリカで『とり皮』を食べられるのは結構珍しいかもしれません。
ぜひ、おでんだけでなく、焼き鳥もおすすめします。
まとめ:寒い日はぜひおすすめ
- ロサンゼルスでも冬の夜は寒い
- そんな寒い日に美味しいおでんを食べたい
- でもアメリカではなかなかおでんを取り扱っているお店が少ない
- そんな時はぜひトーランスのToriheiへ!!
- おでんは大根が一番おすすめ!一人で全部の量食べることもできる気がします
- おでんだけでなく、焼き鳥も美味しくておすすめ!