【グルメ】アメリカン”日本食”

世界で愛される日本食

　これまでいろんな国へ行ってきましたが、それぞれの国・地域で必ず”日本食”のレストランなど見てきました。日本食は今や世界中で食べられている、ということですね。

世界で食べられる2大日本食

• お寿司
• ラーメン（ほとんどが豚骨ラーメン）

大体、このあたりが”日本食”と言われて世界中の方々が連想する食べ物かな、と思います。

日本人目線ではおかしな日本食も・・・

　そんな日本食でも、日本人から見ると明らかに違和感しか感じないものもあります。今回はアメリカで見つけた私の目線から見て違和感を感じた日本食、通称『アメリカンな日本食』をいくつか紹介します。

エントリーNo.1：弁当（BENTO）

チキンカツBENTO

　まず初めに取り上げるのは『弁当』です。正確に言えば『BENTO』です。なぜか分かりませんが、アメリカでいくつか見かける日本食に『BENTO』というものがあります。日本人感覚で言えば、BENTOではなく、『定食』といったところでしょうか。ご飯にメイン料理、副菜がいくつかある、というのがBENTOです。

　私はいろんな場所でこの『BENTO』を食べましたが、味は普通に美味しいです！ただいつも気になっていることは、ご飯とカリフォルニアロールが入っていて、ダブル炭水化物、というところです。

　アメリカでは本当に『BENTO』というジャンルが確立されていて、日本食の一種としてアメリカで食べられています。

メニュー右側にBENTOのジャンルが！

ぜひアメリカで一度は食べてみてもいいかもしれません！

アメリカのBENTO

BENTOというジャンルが日本食の一種としてアメリカでは確立されている。
ご飯と副菜、メインをお重箱みたいなものに入ったのがBENTO！
いわゆる『定食』という感じですが、ご飯とカリフォルニアロールが共存しているのはどこのBENTOも共通してます、、

エントリーNo.2：焼き方が特徴的な焼き鳥

焼き鳥

　次に取り上げるのは『焼き鳥』です。一見とても美味しそうな焼き鳥ですが、焼き方が日本ではみたことない焼き方をする焼き鳥です。

　その焼き方とは、『フライパンで焼く』です。最初食べた時にすごくパサパサしてるな〜って思って厨房を見たら、クッキングシートを敷いてフライパンで焼いてました。日本ではなかなか見ない光景で驚きました。。。

　もちろん、炭火で焼いている焼き鳥屋さんもたくさんあります！今回私がたまたま見つけたお店がフライパンで焼いていただけなので、アメリカで焼き鳥を食べるときは注意してください！

海外で日本食を食べるときの注意点！

作り方は確認できるなら、なるべく確認しましょう！
期待して注文しても、作り方が日本と全く違えば、味も違います・・・

エントリーNo.3：Sushi

Sushiは基本、◯◯ロール

　次に取り上げるのは、お寿司ではなく『Sushi』です。お寿司といえば、シャリにお刺身が乗ったものをイメージすると思いますが、アメリカでの寿司（Sushi）は基本的に◯◯ロール、と呼ばれるものです。

　ロールの特徴は、

• クリスピー系の天かすみたいなのが乗っている
• アボカドとマヨネーズが大体入ってる
• ソースがかかっている

といったものです。中には、ロールする中の具材が、『餃子』という強者もいます。

寿司ではなくSushi

アメリカでは日本の寿司ももちろんありますが、定番はロールです。
逆にこれは日本では食べられないので、アメリカで食べて楽しむことができるかもしれません、、、
初めて食べる味わいです

エントリーNo.4：牛丼

牛丼は蒸し野菜が入ってる

　最後に取り上げるのが『牛丼』です。しかも日本でも有名なチェーン店、Y野家で食べられる牛丼です。

見たことない商品が多くて新鮮な気持ちになりました！

　まず牛丼を頼んで蒸し野菜が一緒に乗っていることに驚きました。そしてこの野菜たちに味がついてない。。。アメリカ人は何が美味しくてこの野菜を食べているんだろう、って感じるほどでした。

　そしてお肉も日本の牛丼と比較して味が薄いし油っぽいです。しかもこれがあの有名チェーン店の味なのか？って思うと、日本の牛丼はアメリカでは食べられない、ってことなのか、と思い、残念になりました。

心構えとして、、

アメリカで日本と同じ味を堪能できるとは限らない。
アメリカ人の舌に合わせてチェーン店でも改良されているので、
郷に入りては郷に従って、その味を嗜む心を持つべし！

現地に合わせた味か、日本の味かを見分ける方法

　いくつかの日本食を食べにいき、私なりに現地に合わせたアメリカンな日本食なのか、日本の味を体現した味なのかを見分ける方法を紹介します！

①店員さんをみる

　まずは働いている人を見ることです。働いている人に日本人がいる場合（もしくは日本語が飛び交っている場合）は日本の味です！

②お客さんを見る

　次に注目するのはお客さんです。お客さんが日本人がいる場合（もしくは日本語が飛び交っている場合）は日本の味です！

アメリカンな日本食を楽しむ

　アメリカに来て日本のチェーン店がアメリカで日本の味そのままを表現して、日本食の文化をアメリカで発信している姿に感動します。

　一方で現地の人たちに合わせた日本食、現地の人が見よう見まねで作っている日本食を見ると、尊敬してくれていることに感謝します。これはこういうものだ！という心構えで美味しくいただく（もしくは最初っから食べない！）ことを意識して、アメリカで生きていきます！

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