無印良品のイメージってどんなイメージでしょうか?
私にとっては、
- シンプルなデザイン
- おしゃれ
といったイメージが無印良品に対して持っていたイメージです。
無印良品が展開している商品は大きな括りで言うと、人間の生活に必須と言われている『衣・食・住』の3つです。
前段のイメージは主に『衣』と『住(雑貨含む)』です。
ですが最近の無印良品は『食』に力を入れていて、新しい商品をどんどん展開していってます。
最初に無印良品から冷凍食品が発売されたときは驚きましたし、カレーも本当にたくさんの種類が出てきています。
そしてさらに『地域活性化』のための活動も活発にやっています。
過疎地域に対して無印バスを走らせて移動販売を行なったり、無印良品の大型店へ行き来するバスを走らせたり・・・
無印良品は今までのイメージをうまく使ってさらに新たなことに挑戦している、と言うことです。
そんな中、今回新しくオープンした無印良品のお店へ行ってきました。
そこでも『地域密着』や『つながり』という、新しい挑戦をしていました。
- MUJIcom東池袋、場所は良品計画の本社1階
- MUJIcom東池袋はどんなものが買えるのか?
- MUJIcom東池袋のコンセプト
- 【普段使い】MUJIcom東池袋の目玉!『MUJI Kitchen』
- 【つながり】『つながり』を作るコーヒー
- 【普段使い】お手頃なお弁当
- 【普段使い】イートインスペースもある
- 【つながり】『いならいもの』を『いる人へ』
- まとめ:客単価を下げてまでも無印良品が挑戦していること
MUJIcom東池袋、場所は良品計画の本社1階
今回新しくオープンしたのは『MUJIcom東池袋』です。
シアトルのスターバックス本社も同じように、本社1階にお店があり、かなり力を入れていました。この無印良品も全く同じかな、と思います。
▼シアトルのスターバックス訪問記はこちら▼
MUJIcom東池袋の基本情報
MUJIcom東池袋はどんなものが買えるのか?
MUJIcom東池袋は『食』に力を入れていますが、衣服や雑貨など、一般的な無印良品で買えるようなもの販売されています。
雑貨についても「トイレットペーパー」や「インナー」など、普段の生活に必要なものを中心に取り扱っています。
地域密着を目指すため、近所の人に普段使いしてもらえるような工夫が凝らされています。
ポイント
- 小型店なので普段使い最適なお店
- 食品が多いが、衣服や雑貨ももちろん取り揃えている
- 普段使いするようなものを中心に取り扱いがある
MUJIcom東池袋のコンセプト
MUJIcom東池袋にはコンセプトがちゃんとありました。
つまり、『地域密着』と『つながり』がコンセプトのお店で、それを体験できるサービスがいくつかあります。
【普段使い】MUJIcom東池袋の目玉!『MUJI Kitchen』
普段使いできるコンテンツの一つ目として、『MUJI Kitchen』があります。
いわばお惣菜を量り売りで買うことができます。
ポイント
- MUJI Kitchenではお惣菜が買える
- 量り売りで買えるので、夜ご飯の足しになる。つまり近所に住んでる人向け
- ランチどきでもおかずの足しとして買うこともできる
【つながり】『つながり』を作るコーヒー
MUJIcom東池袋のコンセプトにもあった『つながり』を作るサービスの一つです。
一見、普通のコーヒーですが、レジでコーヒーチケットを買うことができます。
そのチケットは自分で使うためではなく、誰かのためのチケットです。
ここで、『送る人』と『受け取る人』が生まれ、『つながり』が誕生します。
面白いのは、『送る人』が買うチケット代の半分はMUJIが負担するということ。
『つながり』を創出するために、無印良品も協力していることが面白い取り組みだと思いました。
ポイント
- コーヒーを通じて人と人が『つながる』きっかけがある
- 無印良品は場所だけでなく、金銭的にも協力している
- 地元の団体(ボランティア団体など)が地元民に対して宣伝するのに効果的に使える
【普段使い】お手頃なお弁当
私が一番このお店で普段使いしているのは『お弁当』です。
お昼時、このお弁当を何回か食べてます。
美味しいし、バランスも取れているし、何よりも『安い!』
このお弁当は本当におすすめできる一品です!
【普段使い】イートインスペースもある
無印良品の店舗では考えられなかったイートインスペースがこのお店にはあります。
しかもコンセント付き。
ここでお弁当とお惣菜を買って、店内にある電子レンジで温めていただくこともできます!
【つながり】『いならいもの』を『いる人へ』
家にある未開封で賞味期限までまだ時間ある、だけど絶対に食べない『いらないもの』を集める場所です。
『いらないもの』を集めて『いる人』や『必要としている人』へ『つなぐ』プラットフォームとして、無印良品のお店で実施しています。
まとめ:客単価を下げてまでも無印良品が挑戦していること
これまで無印良品といえば、主に雑貨が売上の大半を占めていました。
それが食品へと舵を切ることはつまり、『お客さん一人あたりの購入金額が下がる』かもしれないというリスクです。
高価格帯の雑貨・家具を売った方が売上が高くなりますし、食品はいかに安く提供するか?が勝負です。
そんなリスクを背負ってでも無印良品が挑戦しようとしていることは、
地域の人になくてはならない存在になること
なのでは、と思います。
私自身も無印良品へ買い物行くことはある意味、特別な目的を持っていくことが多かったです。
そうではなく、みんなが普段使いのコンビニと一緒のような感覚になること、これこそが無印良品が挑戦していることでは?と思いました。