In-N-Out Burgerと書いて『インアンドアウトバーガー』と読む!
徹底した『業務効率化』と、『作りたて』と『新鮮さ』にこだわりを持つ、私の最もおすすめのアメリカハンバーガーチェーン
ハンバーガー大国、アメリカ
アメリカに来て一番困るのが食事です。まず一番困るのが、閉店時間が早いこと。コロナの影響もあるかもしれませんが、20:00に閉まるお店が多いです。次に困るのが、物価が高いこと。夕食になると、チップ込みで$20.00以上は覚悟が必要です。
そんなアメリカで、夜遅くまでやっていて、かつお得な食事といえば、ファストフードです。その中でもハンバーガーは本当にいろんなお店があり、アメリカ人の主食となっているようです。
アメリカハンバーガーチェーンで一番おすすめはここ!
そんなハンバーガー大国のアメリカで、私が一番オススメのチェーン店があります。『In-N-Out Burger(インアンドアウトバーガー)』です。日本にはないので、聞き馴染みがないかもしれませんが、アメリカ(特に西海岸)に来た際は、是非とも行ってほしい、チェーン店です。
In-N-Out Burferの特徴
私が初めてIn-N-Out Burgerに行って食べた時は衝撃でした。こんな美味しいハンバーガーとポテトがあるのか!、と思いました。その日から完全に虜です。。ただ、In-N-Out Burgerは西海岸メインなので、東海岸にはないので要注意です。
↓場所はここをチェック
そんなIn-N-Out Burgerの特徴を私が見た限りでまとめてみると、
- 徹底した”効率化”
- 作りたて・鮮度にこだわる
- ファンを魅了する付加価値の提供
の3つあります。
徹底した効率化
まず一つ目の特徴は徹底した”効率化”です。まず、お客さんの目線からすると注文です。注文はセットの場合、1~3の番号があり、それぞれ全店共通の番号が振られています。なので、『何番をください(Can I have No.1?)』の一言で終わります。
次に店内の調理工程です。外部環境としてアメリカ西海岸であり、車社会です。なので、ドライブスルーの利用者が本当に多いです(これもアメリカに来て驚いたことの一つです)。ドライブスルーの場合、お客さんへの提供時間を短くすることが必須です。そのため、料理工程は完全に分業制であり、常にたくさんの人が働いています。分業制のため、提供スピードを早めることが実現できていると思います。
作りたて・鮮度にこだわる
次にお客さんの目線として、ハンバーガーもポテトも出来立てで美味しいです。やっぱり何事も出来立てが一番美味しい!
作りたてなので、バーガーのバンズもちゃんと焼き目が入っていて香ばしくて美味しいし、ポテトもサクサクです。
次に鮮度です。まず一番食べて驚いたのがポテトです。今までに食べたことがないぐらい、芋のホクホク感が残っており、そしてシナシナしていないポテトです。このポテトを食べたら大手M社のポテトはとてもじゃないですが油っぽくて食べられません、、、
なぜこんなポテトが実現できるのか?店内を見渡していると、『スコーン、スコーン』という音が時々なっていました。なんだろう?と思ってみたら、まさかじゃがいもを店内でカットしているではないですか。工場でカットしたものを店舗で揚げるのではなく、店内でじゃがいもの皮をむき、カットして、揚げる、ということを実現しています。これはアメリカならではですが、店舗の敷地が広いことが関係しているかと思います。
ファンを魅了する付加価値の提供
最後に、In-N-Out Burgerですごいな、と思ったことはグッズが店舗で買えることです。しかもエリアごとや特定の店舗によって限定グッズがあること。これはスターバックスの戦略と似ていますね。
最近、私がよく考えているのはエンターテイメントの価値の最大化、です。例えば、ディズニーでは、アニメ・映画・グッズだけでなく、それを体験できるテーマパークまであります。それぞれが絡み合ってお互いの価値を引き出し合い、高め合っています。これこそがエンターテイメントの価値の最大化です。
このIn-N-Out Burgerでも似たようなものを感じました。いろんなエリアに出店していることや、特定の店舗(In-N-Out Burgerではフィッシャーマンズワーフ店では限定Tシャツがあります)で限定グッズを販売することで、その地に行ってIn-N-Out Burgerを食べ、そしてお土産としてTシャツを買う。これで記憶に残るものになる。食事なのでエンターテイメントのイメージがしにくいかもしれませんが、人に提供するサービスなので立派なエンターテイメントです!
アメリカに行ってハンバーガーを食べるならまずここへ!
アメリカに行ってハンバーガーを食べるときは近くにお店があればぜひIn-N-Out Burgerへ行ってみてください!日本では味わえない、独特なハンバーガーです。そして、Tシャツなど、お土産を買ってみてその味を記憶に残しましょう!