価格は基本、日本の2倍以上!!
それでもアメリカで日本の食材を買えることに感謝する場所
今や、アメリカでも日本の食材が買える時代
長期出張や駐在の人たちにとってかなりシビアな問題は『現地の食事が合わない』ってところです。私も3ヵ月程度の出張ですら、アメリカの食事が合わず、体調に変化(肌荒れなど)が現れてきました。
そんなアメリカで日本の食材、しかも野菜などの生鮮食品も買えるスーパー(いわゆる日系スーパー)がいくつかあります。今回は日系スーパーの代表格、『Mitsuwa』に行ってきました。
日本の感覚だと驚きの連続!
では、実際にMitsuwaではどのようなものを売っているのか?簡単にいうと、日本のスーパーと基本一緒です。ただし、お値段が高いです。大体ですが日本の2倍以上の価格になります。もちろん、経済学的に考えると日本とアメリカで所得水準も違えば物価も異なります。なので、アメリカの物価を考えれば普通かもしれませんが。
もちろん、郷に入りては郷に従うべきなので、アメリカで日本の食材を手にすることができる環境があるだけでもありがたいことです。
こんなものが買えるよ
日本の主食、お米
まず日本人の主食のお米はちゃんとあります。手前のお米が6.81Kgで$31.99(セールで$23.99でしたが)。やはり日本の値段を知っているとかなり高く感じますね(セール価格でも高い、、)
小ぶりなお野菜たち
生鮮食品の中でも、野菜は国ごとで全然違うものを取り扱っています。アメリカのスーパーで日本で見るような野菜は少ないですが、ここMitsuwaではちゃんと日本でお馴染みの野菜がたくさんあります(ちょっと気持ち小さいですが)
アメリカのスーパーは日本と違って、基本量り売りです。なので日本のスーパーでよく見かける、どっちの白菜が重いか?を比べる必要がないです。そして白菜って英語で”Nappa”っていうんですね、、
一番驚くぐらい高かったのが↓です。
そう、もやしです。日本では学生の味方とまで言われるほどの栄養価があり、値段が安いもやしも、アメリカでは$1.00以上かかります(日本の10倍ぐらい)。そう考えると、日本のもやしって本当に安くて美味しい、生産者さんの努力が垣間見えますね。
ちょっと毛色は異なりますが、逆に日本のスーパーではあまり見かけないもので、アメリカ人が日本食をイメージするときに必ず入ってくる食材もありました。
そう、『わさび』です。かなり高いですが、日本のスーパーでは逆に見ないものですね。
お鍋の必須アイテム、えのき
次に発見したものが『えのき』です。
えのきが$5.99ドル。これまた日本で売られている価格から考えるとかなり高い。改めて日本の生産者の努力と、アメリカで日本の食材を食べられることへの感謝しかないですね。
ちなみにお鍋の素もちゃんと売ってます。
衝撃!冷凍の納豆!
知人から教えてもらいましたが、アメリカの日系スーパーで一番驚いたことは、納豆の販売の仕方らしいです。
そう、まさかの冷凍です。これは日本では見たことないですね。
ちなみにですが、韓国系のスーパーに行くと、冷凍じゃない納豆が売っています。この違いはなんだろうな、、、
ご飯のお供の漬物
日系スーパーということもあり、漬物もいくつか置いてました。梅干し、たくあん、福神漬け、らっきょうなど。漬物は日系スーパーで買うのが種類が豊富でおすすめです。
日本食の基本、お出汁
さすが日系スーパー。日本の料理を作るのに欠かせないもの、お出汁がちゃんと置いてあります。お出汁の素を売っているお店はなかなか見かけなかったです。
調味料も日本のものがたくさん
日本の食材が手に入り、日本料理を作ることができる、ってなると、あとは日本の調味料が必要ですね。もちろん、ここには日本で売っている調味料も各種取り揃えがあります。
醤油は日系スーパー以外にも、アメリカのスーパー(先日記事を書いたStew Leonard's)でも取り扱いがあります。やっぱり、”Sushi”文化がアメリカでも広まってる証拠ですね(Sushiと寿司は全く別物、って思った方がいいですよ、、、)
日本のビールでも、サイズはアメリカサイズ
さすがアメリカ、って思いましたね。日本のビールでもサイズがでかい。こんなビール飲んでたらビールで太りそうです。
化粧品などもあるよ
やはり、アメリカに来て水質の問題や気候の問題で肌荒れが起こります。ケアする化粧品もアメリカのものだとどうしても日本人の肌に合わないこともあります。そんな中、日系スーパーでは日本の化粧品も買えるので、ここも安心ポイントの一つですね。
異国の地で日本食を買えることに感謝
今回訪問してみて、どうしても日本の値段と比較して”高い!”ってところばかり目が行きます。ただ、日本から輸入するとどれだけのコストがかかるのか、日本の野菜をアメリカで育てるのにどれだけの苦労があるのか、を考えると、アメリカで日本の食材を提供してくれてる方々に感謝しかないですね。改めて、生産者のことを意識して美味しくいただこうと思った一日でした。