ダラスで行きたかった場所
テキサスのダラスへの訪問が決まり、時間を見つけて是非とも行きたいと思っていた場所があります。それは、ディーリー・プラザにある『The Sixth Floor Museum』です。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、1963年11月22日に起こったケネディ大統領の暗殺現場であり、実際にライフルで発砲した場所が、旧Texas School Book Depositoryの6階だと言われており、まさにこの場所です。今は建物全てがケネディに関わるミュージアムとなっています。
いざミュージアムへ
今回、車で行くと駐車場に困るかな、と思い、Uberを利用して行きました。
The Sixth Floor Museumの基本情報
- 駐車場:あり(有料)
- パーキングロットA:$12.00(6:00 am - 6:00 pm)
- パーキングロットC:$10.00(5:00 am - Midnight)
※AとCの違いはミュージアムに近いかどうかですが、そんなに距離が変わらないので、Cに停めることをおすすめします。しかも、かなりの台数停められます。
- 入場料:大人($18.00+$1.00(Convince fee)=$19.00)
チケットはネットで事前購入しかできない
コロナの影響なのか、現地でチケットを買うことができません。その代わり、インターネットでチケットを買うことができるので、事前に購入を済ませておけばOKです。
ケネディの功績と事件の前後が分かる
当時の情勢とは?
実際にミュージアムに入ると、いろんな展示が時系列に展示されています。大まかな流れとしては、
が並んでいます。
また、訪問したのが日曜日ということもあってか、かなり人がたくさんいました。ケネディがいまだにどれだけ尊敬されているのか、本当に痛感しました。
展示を通して私が感じたこと
学生時代、世界史を専攻していたので多少は勉強をして知識を持っていると思っていましたが、展示の中には、
- 当時のポスターや新聞
- 録音テープ
- さまざまなビデオテープ
- 記録写真
などの動かない証拠を見ることができます。そこには細かなことが書いてあり、当時の世界情勢などよく理解できました。
ここから、ケネディが大統領就任した時には数多くの困難があったことが分かります。
ざっと世界と国内を見てもかなり大きな問題がたくさんあったのが、ケネディが大統領就任時の情勢だった、ということが分かりました。
そんな困難な問題に対して、ケネディは真摯に正面から対応をしようとしていた、ということが伝わってきます。これが今でも人気が高い理由の一つだと思いました。
ダラス到着から細かい内容で展示されている
ケネディがダラスにくる前の新聞やきた時の情報は非常に細かくたくさんの資料がありました。
ケネディの死を伝えるラジオの音声やレポートは当時どれだけの衝撃だったのかが生で伝わってくる内容でした。
発砲現場
展示の終盤、実際に発砲された場所とされる場所が当時の状態のままにしてあります。実際にこの窓から道路を見下ろすと、何か胸にくるものが感じました。
また、再現された模型もありました。これを見るとかなり後から撃たれたことが分かりました。
お土産コーナー
最後はお土産コーナーへ。ケネディに関わるお土産がたくさんあり、NASAのグッズなどもおいてました。
実際に撃たれた場所へ行く
私はミュージアムを後にして、実際にケネディが撃たれた場所を見に行きました。すると道路に2ヶ所、ばつ印がついている場所がありました。そこがまさにケネディが撃たれた場所です。
このばつ印の上に立って、先ほどのミュージアムの建物を見ると、ちょっとした恐怖心を感じました。ケネディがここで撃たれて亡くなった、と改めて感じる場所でした。
建物の近くまで行ってみると、実際に狙撃場所の窓が開いていて、臨場感を感じます。
最後はメモリアルプラザへ行く
シックスフロアーミュージアムから歩いて約5分ほどのところにジョン・F・ケネディ・メモリアル・プラザがあることを知ったので、実際に行ってみました。ケネディと親交のあったフィリップ・ジョンソンが建てたものらしいです。
ぜひここも併せて訪問してみてください。
ケネディの偉大さを感じた1日
今回、念願の場所を訪れることができ、改めてケネディの偉大さを感じました。キューバ危機ではケネディが大統領でなかったら、今の世界は全く変わってたものになっていたと思います。
そんなケネディがアメリカで今でも尊敬される理由はなんだろうと考えてみました。今回、ミュージアムへ行って色々と学びましたが、ケネディのフロンティアを開拓する推進力とリーダーシップ、そして真摯に受け止めやり抜く力というのが突出した人であったことが分かりました。今でもジョン・F・ケネディはアメリカの英雄の一人です。