最近、『SDGs』という言葉をメディアを通してよく目にします。
SDGsとは、国連サミットで採択された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標のことです。
17のゴールと169のターゲットから構成されているようです。
このゴール・ターゲットの特徴の一つで『誰一人取り残さない(leave no one behind)』というところです。
つまり、『みんな参加しよう!』ということです。
私に何ができるだろう、と考えていたところ、始められる第一歩は身近にありました。
私が住んでいる葉山では、ごみ減量の一環として『キエーロ』と呼ばれるものを推奨しています。
生ごみを自宅で自然の力を利用して処分するもの、が『キエーロ』です(一般的にはコンポスターと呼ばれるもの)。
今回、私の家でキエーロを導入してみたので、どのようなものかをお伝えしていきます。
キエーロとは?メリットは何??
改めて『キエーロ』とは何か?
それは、『土の力(自然の原理)で生ごみを分解する』というものです。
使われる土は一般的にしようされている『黒土』です。
土の力で分解できるものは生ごみ(野菜の切れ端など)だけですが、家庭から出るゴミを自然の力でなくすことができます。
土で分解するということは、ただ生ごみを入れるだけではダメです。
ちゃんと土をかぶせてあげる必要があります。これが少しだけ手間・・・。
どれぐらいで分解できるの?
実際に土の力を使うとどれぐらいで分解できるのか?
自然の力を使うので気象状況に大きく影響を受けるみたいですが、
- 夏:5日程度
- 冬:2週間程度
かかるみたいです。
実際に1週間前に入れたキャベツはいまだに綺麗に分解されず、残っていました。。
なので、生ごみ発生都度キエーロに投入、ではなく数日間まとめて投入する必要があります。これも手間のひとつです。。
キエーロの注意点
そんなキエーロですが、キエーロの得意領域と苦手領域がもちろんあります。
得意領域
- 肉
- 魚類
- 野菜 ※分解に時間はかかるみたい
苦手領域(分解できないもの)
- 太い骨(鶏手羽など)
- 貝殻
なのでキエーロが得意な領域はキエーロをうまく使い、苦手な領域は生ごみとして出すしかないですね。
キエーロを自宅で導入する方法
では実際にキエーロを導入したい!となった時、どうすればいいのでしょうか?
大きく2つの方法があります。
方法①:住んでいる自治体に確認する
ひとつ目の方法は自治体に確認する、という方法です。私はこちらの方法で実践しました。
例えば、葉山の場合、設置場所によるいくつかのキエーロのサイズなどが選べます。
値段も高くて2,500円なので、お手軽にSDGs活動の一環を始められるかな、と思います。
方法②:キエーロ(コンポスター)を購入する
私の調べた限り、キエーロを自治体で推奨しているところは少ない、と思いました。
なので大半の方はこちらになるかと思いますが、キエーロと同じコンポスターを購入する方法です。
Amazonでもいろんな種類が展開されており、手間のかかる土を被せる、という作業も電動でやってくれるものまであります。
その反面、少し価格が高いな・・・という印象です。
自治体によっては購入の補助制度があるところもあります。
葉山の場合、購入金額の3分の2(上限:30,000円)まで補助してくれます。
キエーロを購入する
まとめ:やれることをやってみる
キエーロは手間が少し掛かってしまいます。
ですが、SDGsの一環としてサステイナブルを目指すには個人ができる身近でお手軽なひとつのもの、という感じです。
私はまだ導入して間もないですが、今後、夏場とかは臭いも気になります。
継続的にレポートしていきます!