アメリカでは今も昔もクリスマスは特別な日
マンハッタンのクリスマスムードを楽しみながら、歴史を感じられる場所を目指す
- アメリカはお正月よりもクリスマス
- クリスマスは最大の商戦期間!
- マンハッタンのクリスマスは華やかな装飾だらけ
- 世界で活躍する日本企業もクリスマスムード
- 高級ブランド店・デパートも装飾が華やか
- ロックフェラーセンター
- クリスマスのマンハッタンはとにかく人が多い!
アメリカはお正月よりもクリスマス
年末のことになります。2021年の年末・年越しは私は初めてアメリカ・ニューヨークで過ごすことになりました。アメリカでは、年末年始の年越しよりも、クリスマスの方が家族で過ごすための特別な時間、というものです。逆に年末年始は、友達や恋人と過ごすための特別な時間(お祭りみたいな感じですね)です。日本では真逆ですね。
クリスマスは最大の商戦期間!
アメリカの小売業の中で、クリスマスは最大の勝負です。12月初頭からクリスマスまでにかけて、やはりクリスマス関連商品や、プレゼントとして高価なもの(電子機器など)が売れる期間です。
マンハッタンのクリスマスは華やかな装飾だらけ
今回は、五番街の駅からスタートし、ロックフェラーセンターを目指しました。地下鉄内はなんの変哲もない日常でしたが、駅を出るとそこはもうクリスマスムード一色です。
五番街といえば、高級ブランドが軒を連ねる場所(日本で言う銀座や六本木)。そのためか、かなり華やかな装飾がたくさんあります。
そして2021年12月はオミクロン感染拡大中でしたが、この人口密集。アメリカはコロナと共に過ごすという意識が強い国だな、ってのを改めて感じました。
世界で活躍する日本企業もクリスマスムード
五番街にあるお店と言って何を思い浮かべますかね?ティファニーの本店などを思い浮かべる方もいるかと思いますが、私は『ユニクロ』です。世界旗艦店がここ五番街にあります。世界で活躍する日本企業もマンハッタンのクリスマスムードになってました。
高級ブランド店・デパートも装飾が華やか
やっぱり五番街といえば高級ブランド店やデパートです。この日も本当にお金持ちそうな人が買い物をしていました。そして、もちろんクリスマスの装飾も華やか。
カルティエではお店自体がプレゼントになってました。クリスマスに五番街のカルティでプレゼントを買う人ってどんな人なんだろう・・・
次は音楽つきでイルミネーションのショーまでやっていたのが、『サックス・フィフス・アヴェニュー』です。これまた豪華!みんなが足を止めてクリスマスムードに浸っていました。
ロックフェラーセンター
そして最終目的地のロックフェラーセンターへ到着しました。そう、あの有名な石油王、ジョンロックフェラーが建てたビルです。
私がクリスマスにロックフェラーセンターに来たかった理由
なぜ私がクリスマスの人が多い時期にもかかわらずこのロックフェラーセンターにきたのかというと、それはクリスマスツリーを見るためです。世界で最も有名なクリスマスツリーと言われているものです。
世界恐慌時に仕事を与えてくれたことへの感謝を込めたプレゼント
私が大好きな番組のNHK映像の世紀プレミアムで学んだことです。このロックフェラーセンターは1930年〜1939年に建設・完成した建物です。つまり、1929年の世界恐慌の影響下(しかも爆心地と言われるニューヨーク)の中建設が進められた建物です。
世界恐慌の影響で建設中断まで危ぶまれていたそうですが、当時の世界NO1の富豪、石油王ジョンロックフェラーによって建設を強行したそうです。なぜかと言うと、世界恐慌で労働者が働きたくても仕事がない時代に、仕事を創出しよう、と言う利益度外視で行われたそうです。
このビルの建設によってたくさんの労働者が仕事を得ることができました。そんなたくさんの労働者たちが、仕事を与えてくれたことに感謝を込めてみんなでポケットマネーを持ち寄って中庭に大きなクリスマスツリーを立てました。
このクリスマスツリーにはそのような歴史があります。そして今日までこのクリスマスツリーは毎年、この場所に立ちます。こういう背景を知った上で改めて見るとより一層、重みを感じて感慨深いものでした。
クリスマスのマンハッタンはとにかく人が多い!
当たり前のことですが、ただでさえ人が多いマンハッタンですが、クリスマスシーズンはなおさらです。人が多いともちろんどんな人がいるか分かりません。なのでちゃんと身の回りの防御は必須ですね。そして、アメリカ行ったことある人ならわかると思いますが、あの臭い(ベニスビーチと同じ臭い)がぷんぷんしてます。。
ただそれでもクリスマスをマンハッタンで過ごす価値には変えられないですね。ぜひ機会があれば、クリスマスにマンハッタンでクリスマスの余韻に浸ってみてください!