放浪ブログ

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【つぶやき】中島みゆきのすすめ(凄さ編)

私にとっての『中島みゆき

 私が好きな人物の一人に『中島みゆき』さんがいます。好き、というより、私の人生の大事なところでいつも中島みゆきさんの音楽がありました。つまり、ここ一番の勝負どころを支えてくれたのが『中島みゆき』さんでした。

 みなさんも尊敬する人物や支えになった人・ものなどありますか?今回は私を支えてくれた音楽、その中でも中島みゆきさんにフォーカスを当てます。

勝負の時にいつも支えてくれた音楽、
その音楽はいつも中島みゆきさんでした。
私にとっては”母親のような存在”です。

中島みゆき』の凄さ

 中島みゆきさんの音楽にはいつも力を感じています。なぜ、その力を感じるのか?自分なりに整理してみました。

  • 独自の世界観
  • 普遍性

私が中島みゆきさんの音楽からいつも感じていたことで、いつも励ましを受けていて、そして前を向いて行動するきっかけとなってました。

 もちろん、社会的にも凄さがあります。代表的な記録は、オリコン4世代(1970年代〜2000年代)で1位をとっていること。これはソロアーティストとしては唯一の記録であり、長年に渡って社会から評価されていること、そして何よりファン世代が変わっている凄さがあります。

イメージが変わってきている『中島みゆき

 先にも記述したように、中島みゆきさんの凄さの一つにファン世代が変わっていることが挙げられます。1970〜1980年代にファンとして聞いていた人と、2000年代以降にファンとして聞いている人はおそらく別の人が大半を占めているはずです。

 では、なぜ中島みゆきさんが世代を超えて評価されているのか。もちろんメディアの影響(朝ドラの主題歌抜擢など)もあると思いますが、独自の世界観普遍性だと思います。

1970~1980年代の社会的背景と評価

 1970年〜1980年代は日本経済が成長している最中。男性優位の社会の中で『女性の本質』を歌っていた中島みゆきさんが、苦しんでいる女性を体現して、そしてどれだけの女性を励ましてきたことか

 この時代は苦しむ女性をそのまま表現することで、『あ、私のこういう苦しみに気づいてくれる人がいるんだ』、という安心感を与えてくれる存在。それが中島みゆきさんの存在だったと思います。

男性中心の成長する日本経済の中で気にされなかった女性の本質をありのまま表現し、『気づいてくれている人がいるんだ』と安心感を与えてくれる存在。
それが中島みゆきさん

2000年代以降の社会的背景と評価

 そして2000年以降、不況の中で就職活動や激化する受験戦争に苦しむ若者がたくさんいた時期。今の苦しみと将来への不安を抱いていた若者(私もその一人)に対して、1970~1980年代に発表された歌が若者をどれだけ励ますことになったのか。私自身もまさにこの一人です。今の苦しみが将来本当に良い結果になるのか?という不安を、もっと大きな視点で『今は苦しいけど、将来はその話も笑い話になるよ』と囁いてくれて、一歩すすむ勇気をくれたことか。

不況の中で将来に対して不安を抱いてやる気をなくしていた若者へ、
今の努力は無駄にならないし苦しみの先に明るい未来がある、
と教えてくれた中島みゆきさん

中島みゆきの世界へ

 中島みゆきさんの歌には何回も言うように、独自の世界観普遍性があります。中島みゆきさんが一番大切にしていることは『言葉の選び方』だと思います。同じ意味でも、選ぶ言葉・表現方法によって受け手側の印象は変わります。中島みゆきさんは言葉選びの天才だと思います。

 まずは中島みゆきさんの曲を聴いてほしいです。次回以降は、おすすめの曲をピックアップしていきます。

▼2022年3月3日更新

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