放浪ブログ

旅先の情報からこれまで経験してきたこと(就活/コンサル/ITなど)を発信していきます。

【就活準備】企業分析で見るべきポイント

企業分析は面接に向けた最後の詰め

目指す姿と歴史を学び、その企業の理解を深め、
どんな人がいるかを知り、
自分が活躍できる舞台を見つけよう!

応募するときは業界ではなく、企業単位

 これまで、『自己分析』と『業界分析』について記述してきましたが、実際に就職活動や転職活動で最終的に応募するのは、『企業』ごとです(当たり前のことですが)。どんなに自分のことを理解できていても、どんなに自分に適した業界を知っていたとしても、じゃあどこに応募するのか?という問いに当たります。

 そこで必要となることが、『企業分析』です。今回はその企業分析で見るべきポイントをお伝えしていきます。

最終的に応募するのは”企業”単位

業界分析である程度、的を絞ってどこを目指すかちゃんと探しましょう!

▼分析をする目的はこちら▼

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▽自己分析のやり方▽

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▼業界分析のやり方▼

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面接でも役立ちます

 企業分析をしっかりやることで自分がどこを応募するかを導き出せるだけでなく、実際に面接の時にも役立ちます。

 私が直面した面接で一番嫌だった質問が、『なぜいろんな企業がある中でうちを選ぶのか?』という質問でした。特に私が受けていたコンサル業界では大手4社を中心に会社が乱立していて、しかも”コンサル”という業界の上に成り立っています。そこでなぜこの会社なのか、ということをちゃんと説明できないと、絶対に面接でNGです。

企業分析をちゃんとすることで、『なぜここを受けるのか?』という質問にちゃんと応えることができるようになります

企業分析で見るべきポイント

 企業分析でいろんな企業を調べることになりますが、そこで見るべきポイントは大きく3つあります。

  1. どんなビジョンで仕事をしているのか?
  2. どんな仕事ができるのか?
  3. どんな人たちが活躍しているのか?

①どんなビジョンで仕事をしているのか?

 業界分析である程度はどんな仕事ができるか?が見えてきます。同じ業界の中では似たような仕事内容です。ではなぜ企業を分析しないといけないのか?それは企業ごとにビジョンが異なります。

 似たような仕事内容でも、目指すべき姿や大切にしていることが企業によってバラバラです。自己分析などで見えてきた『自分』と照らし合わせながらどの目指すべき姿や大切にしていることに賛同できるか、を分析してみてください。

 企業で一番重要なことはビジョンです。各企業の社長が一番重要視しているのはビジョンだと言っても過言ではありません。

 

②どんな仕事ができるのか?

 業界分析である程度は理解が進んでいる状態かもしれませんが、改めてこのタイミングでその企業の業務内容を調べてみてください。

 ビジョンを理解した上で、そのビジョンをどうやって実現しているのか、を調べるとより理解が深まるはずです。

③どんな人たちが活躍しているのか?

 企業で働くにあたって避けては通れない道は『人間関係』です。学校でもそうですが、どこかの集団に属する場合は人間関係は避けては通れないです。

 だからこそ、どんな人がそこで働いているのか、どういう人が評価されて出世しているのか、社長はどんな人か、をちゃんと見るべきです。そしてその人たちのために働くことができるか?を考えてみてください。

企業分析のおすすめのやり方

 では上記の3点を分析するにあたって、どういうやり方がいいのか、を実体験を含めて共有します。

  1. 企業のホームページでビジョンと歴史を学ぶ
  2. インターンシップに参加する
  3. そこの会社で働いている人と直接話をする
  4. (実体験)実際にその会社のロビーでどんな人がいるか見る

①企業のホームページでビジョンと歴史を学ぶ

 まずその会社の情報を収集できる一番簡単な方法は会社のホームページです。そこでどういう会社なのか、を調べるのには、『ビジョン(目指す姿)』と『歴史(沿革)』を調べるのが一番です。

ビジョンでその会社の目指す姿を知り、

歴史でこれまでの動向を学ぶ

インターンシップに参加する

 次により行動的なやり方になります。特に大学3年生におすすめなのが、インターンシップに参加する、です。できれば長期間をお勧めしますが、短期間でもOKです。インターンシップは業界分析にもおすすめのやり方なので、並行してできるいい機会です。

インターンシップに参加し、その会社の仕事内容と人を見る

③そこの会社で働いている人と直接話をする

 何事もそうですが、百聞は一見にしかず、です。なので、インターネットで収集できる情報だけを信用せず、鮮度の高い情報をゲットできればより一層、理解が深まります。そのためにはその会社で働いている人に実際に話を聞くのが一番手軽です。

 大学によってはOB/OGリストがあり、お願いをすれば大学経由でやりとりさせてもらえるはずです。

百聞は一見にしかず、鮮度の高い情報をゲットしよう

④(実体験)実際にその会社のロビーでどんな人がいるか見る

 これは正直あまりお勧めしません。ただ実際に私がやったやり方で本当に勉強になったやり方です。

 その会社がある場所へ行き、もちろん社内に入ることはできませんが、ロビーなどへ行き、どんな人がそこで働いているかを見ることができます。私は『どんなスーツを着ているのか?』『どんな靴を履いているのか?』『どんなヘアスタイルなのか?』など、気持ち悪いぐらい人間観察をやっていました。

 ある時、そこの社員の方に声をかけてもらって特別なインターンへ参加させてもらうこともできました。これは行動することで得られるチャンスです。

企業分析は面接に向けた最後の詰め

 以上のポイントとやり方で企業をしっかりと見ていけば、その企業についてちゃんと理解できると思います。

 そして先に述べたように、企業分析をちゃんとすることで面接で何を聞かれても応えることができるようになります。逆に企業分析をちゃんとやっていなければ、『なぜ当社を選んだのか?』という当たり前の質問に応えられず、失敗してしまいます。いわば、企業分析は面接に向けた最後の詰めみたいなものです。