コンビニの王者、セブンイレブン
日本での生活に欠かせない、もはやインフラと言っても過言ではない『コンビニ』。日本のコンビニといえば、
- 日用品
- お菓子
- 飲み物・アルコール類
- お弁当
- 唐揚げ・肉まんなど
- コーヒー
など、在庫数は少ないけど、取り扱い商品数は非常に多く、ちょっと困った時に行けばなんとかなる、っていうのが日本のコンビニです。
日本のコンビニの歴史を辿ると、セブンイレブンがアメリカから『コンビニ』というビジネスモデルを輸入して東京・豊洲に第一号店がオープンしたのが始まりです。
では、そんなコンビニの本場アメリカのセブンイレブン(アメリカでは7-Eleven)はどんなところなのか?
コンビニの歴史(アメリカバージョン)
テキサスの小さな氷小売店から始まる
セブンイレブンの歴史(=コンビニ)の歴史は1927年から始まってるようです。テキサスの小さな氷小売店がスタートです。当時は家電製品が家庭に普及していないので、暑いテキサスでは氷は必須アイテムでした。
氷からお客さんの要望に応えて商材を拡大
氷を売っていることでお客さんからは喜ばれたそうですが、『牛乳とかパンとかも買いたい』との声があったそうです。そんなわがままな要望に応えて取り扱うようになって、便利なお店、つまりコンビニエンスストアが誕生しました。
確かに、広大なアメリカで買い物が1ヶ所のお店で完結すると非常に便利です。隣のお店に行くにも広大すぎて車で移動しないと行けない、それがアメリカです。
もし、詳細な歴史が知りたい方は、こちらを読んでみてください。非常に興味深いです。
【2022年版】アメリカのセブンイレブン
そんな氷の小売ビジネスから、要望に応えていろんな商品を取り扱うようになったセブンイレブン。現在のアメリカのセブンイレブンはどのようなものでしょうか。
種類豊富なお菓子・飲み物
まず店内に入って思うのが、たくさんの数の『お菓子』です。アメリカ人にとってスナックは欠かせないものなんですね。
よくよくお菓子を見ていると、日本と同じようにプライベートブランドのお菓子もありました。アメリカの小売業も日本と同様、大手は大手のプライベートブランドを展開しているんですね。
飲み物は日本と同じような陳列方法です。ただし一つ一つがかなりでかい。そこが日本とアメリカの違いですね。レッドブルとか見たことないサイズがありました。
レジ横フードもある
日本のコンビニではど定番の『レジ横フード』。これは日本独自のスタイルなのかな、って思ってましたが、アメリカにもレジ横フードはありました。主な取り扱いは、
- スライスピザ
- ホットドッグ
などです。日本のレジ横フードは小腹を満たすもの、って印象ですが、アメリカの場合はほぼ一食分ですね。アメリカ人にとってはこれが小腹を満たすものなのかもしれませんが。
種類豊富なマシーン式ドリンク
日本のコンビニではコーヒーマシーンから抽出するコーヒーが大人気です。私もよく買います。アメリカでも同じように店内でコーヒーを買うことができます。
日本と異なるのはコーヒー以外も置いてるところです。フローズンなど夏には必須のアイテムですね。
ドリンクサーバーもありました。ペットボトルより安いですね。
日用品の取り扱いもあります
日本のコンビニと同じように、日用品も取り扱ってました。出張者からするとちょっとしたものを買うのにわざわざウォルマートに行くより、セブンイレブンで買った方が手軽でいいですね。
やっぱ日本のコンビニがすごい
アメリカのセブンイレブンに行って改めて思ったことが、日本のコンビニはすごい!っていうことです。
日本のコンビニにしかないものは、
- 生鮮食品(サラダなど)
- お弁当・おにぎり
- スイーツ(ケーキなど)
など、賞味期限が短いものです。これこそまさに日本のセブンイレブンが強みとしている、倉庫から店舗への配送回数が多いことが、賞味期限が短いものでも店舗で販売できる仕組みです。この日本のコンビニのスタイルはアメリカではほぼ実現は難しいですね。